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誰にも聴けない不動産の悩みに宅建士が答えてくれる相談サイト
2021/12/14
境界線の見解について
私の親が所有する土地を、現在使用していないので売却しようと家族間で決まりましたが、売却するには隣地との境界の確定が必要だと不動産会社の担当者の方に言われました。その為お隣の方に話を持ち掛けた所、驚くことに「境界は今の塀の所じゃなくてこの辺だ」と塀より2m位こちらの敷地に入った所を主張してきました。いくらなんでも無茶な話です。土地家屋調査士の方に境界確定を依頼したもののやはり承諾してもらえず困っています。
宅建士の回答
おそらくお隣さんの狙いは相談者様の土地じゃないでしょうか。隣の土地が欲しくて他人に売られたくない時などには隣地の方が無茶な事を言う時があります。だと仮定すれば相談者様は売却したいので利害が一致しそうにも思われますが、話の流れから考えて不当に安く買い取れる事を狙っている事も考えられます。ここは駆け引きが必要かも知れません。例えば足元を見られない様に、境界確定前である事を表示しながら土地を想定より高額で売り出し、隣地の方に売却の話を持ち掛けた時の値下げ交渉に備えるのも一つの方法です。いずれにしてもご自身だけでは難しそうな案件ですので、信頼出来る宅建士、不動産業者にも相談する事をおすすめします。更に踏み込んだ回答が必要であればご遠慮なく直接ご相談ください。
2021/12/03
請求されたリフォーム代が納得出来ない
5年借りていた賃貸マンションを解約しましたが、退去の際に管理会社から原状回復費用を請求されました。中にはこちらの責任によるものもありますのでそれは納得していますが、洋室のフローリングが入居当初から新品で無くて所々小さな傷もあったのに、その貼替費用を20万円位請求されています。確かに5年の間に少々傷は増えた可能性はありますが、明らかに大きな傷はついていません。先方は支払えの一点張りです。これは支払わないといけないのでしょうか?
宅建士の回答
まず入居当初から新品では無かった事は大きなポイントです。相談者様の付けた傷があってもその他の傷もあったのであれば、その割合によって負担額を軽減するべきと言えます。更にフローリングは部分張り替えの場合は経年劣化を考慮に入れませんが、全体を張り替える場合は経年劣化を考慮に入れますので、そのフローリングが古いものであればその分更に負担割合を下げるべきです。主張するべきポイントは ①前入居者が付けた傷を含まれている ②経年劣化分の負担割合の現象 の2点です。それを主張しても一切応じないようであれば悪質業者の可能性もありますので、またご相談ください。
回答ありがとうございます。知らないと相手の都合の良い様にされて大変な事になってしまう事が良く分かりました。これからは気を付けて行きます。
また困った事があれば相談させてください。
女性/30代
相続する事になるまで親が不動産をどう扱っていたかなど全く知らず、無知な状態で不動産会社に相談したらとにかく売却させられそうになったのでここに相談しました。知りたい事を聴くだけなのは失礼かと思いましたが、親身に回答して頂き安心しました。
男性/50代